スペイン旅行記:6日目/AM

 はりきって朝からセビージャの練習見学に行ったものの、たいして誰にも会えなかったり(笑)、セビージャの市内見学をしたりした日のにっきです。
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 ☆9/23(水)午前・セビージャ☆
 この日はひさびさにド早朝から移動するひつようなどがなかったため、朝もゆっくり起きて、ゆっくりホテルの朝食を食べる時間もありました。「ドニャ・マリア」、朝食ちょう美味しかったです。オレンジの生ジュースだけじゃなく桃の生ジュースがあったのがうれしかったよ桃ジュースちょう美味しい〜!!(じたばた) 朝食のあと、念のためホテルのフロント付近にある宿泊客が自由に使えるパソコンで本日のセビージャの練習開始時間が11時であることを確認し、その後ゆっくり出発しました。セビージャの練習場への行き方なんてものはもちろんまったく調べてこなかったので(おい)、タムードをちょっと悪人にしたような顔の親切なフロントのお兄さんに、「セビージャの練習場にはどうやって行けばいいの?」と訊ねたところ、「O〜muy lejos……」とちょっと遠い目で云われ、「えっ、そんなに遠いの?!(大汗)」と焦りましたが、とりあえず地下鉄で行けるとのことだったので、最寄り駅である「Puerta de Jeres」まで歩き、そこから地下鉄に乗って目的地である、「Pablo de Olavide」を目指します。

 さて、セビージャの地下鉄は路線がひとつしかないので(※2009年9月時点)、しょうじき乗りまちがえようがないのですが、ただひとつ問題として、便によっては目的地である「Pablo de Olavide」まで行かずに、とちゅうで折り返してきちゃうのよね〜!!(大汗) Cocherasという駅あたりで車内放送でなにか云ってるな〜とおもったし、その後乗客が全員降りていったような気はしたんだけど、よくわからずそのまま乗りつづけてたら、「あれ……La Plataってさっき通ったよね??」ってなって、そこでやっとじぶんたちが逆走しているという事実に気付いたという……(遠い目)。そんなわけで、いそいでつぎに停まった駅で降りて、今度こそちゃんと、目的地である、「Pablo de Olavide」に行く地下鉄に乗りなおしたんですけど、しょうじきものすごい時間ロスです。(死) ただでさえのんびりしすぎて、もし順調に行っても練習場に11時半くらいにしか着かなさそうなかんじだったのに、目的の地下鉄駅に着いた時点で、11時半をとうに回っていたという……しかもやっぱり地下鉄駅から練習場への行き方がわからないし……とりあえずおなじ駅で降りた若者たちについて行ってみたら、それが全員その近くにある大学の学生でぜんぜん練習場とは関係ないし……(遠い目)。というわけで、しばらくテキトーに歩いたあと、その辺にいたお兄さん達に道を訊いて、なんとかセビージャの練習場にたどり着くことができました。

 この日はウッカリさいしょに大学のほうに行ってしまったためかなり遠回りをしてしまったんですけど、じっさいは地下鉄駅を降りたあと(地下鉄駅なのにおもいっきり地上に出てくるところが、福岡の貝塚駅にそっくりだとおもいました)、上の写真の向かって奥へと歩いていったほうがはるかに早く練習場へたどり着きます。(たぶん)

 この枯れ草がボウボウに生えた空き地を越えた先にあるのが、セビージャFCの練習場です。ぶっちゃけ、ビックリするほどド郊外の田舎にあります。(笑)

 こういうのを見ると、「ああっ、セビージャの練習場に来た……!!」とおもってきもちがMORI上がりますね!!=3(鼻息) さあ、いざ、練習見学へGO☆★

 ……とおもったら、前日の試合でスタメンだった選手はとっくに練習を終えて帰っていたため、ナバスはすでにいなかったという……ヘコーー!!!!(脱糞)

 まあ、この時点ですでに12時くらいだったからな〜……というわけで、とりあえずカペル君とアコスタの写真を撮ってみました。ラウチャかわいいな〜☆★ ちなみに、練習場には日本人はおろか東洋人なんてビタイチいませんが、気にしないぜ!!

 そうこうしているあいだにあっという間に練習が終わり、(ロロノア・)ゾロゾロ帰っていく選手達。柵のようなところから声を掛ければ選手が立ち止まってサインをくれたりいっしょに写真を撮ったりしてくれるみたいでしたが、かんぜんに出遅れてしまいなにもできず。。。(苦) カヌーテとか、すっごいファンに親切っぽかったです。べつにファンというわけでもないのになんとなく撮ったドゥーシェルがウッカリすごくよく撮れてしまったので、せっかくなので貼っておく。(笑) それはともかく、近くで見たら姫ちゃん監督がマジでちょうちょうかわいくってよ〜!!!!=3(鼻血) 姫ちゃん監督のあまりの可愛らしさ……物凄さ……(※『ドグラマグラ』風表現)に動揺して、ああっ写真を撮らせてほしいとおもって、去りゆく後ろ姿に、「セニョール!!」と呼びかけたものの、姫ちゃんの隣にいたスタッフが同情的な顔をして振り向いただけで姫ちゃんには気付いてもらえませんでした……ってそんな同情するくらいなら姫ちゃんに教えてやってよ、隣のスタッフ!!(怒泣) そんなわけで、なんだかものすごい徒労感を抱きつつ(ナバスに渡そうとおもってたプレゼントもクソ邪魔なわけで……)、練習場内にあるバルで、眼鏡をかけたアントニオ・ロペス似のお兄さんにカフェ・コルタードを頼んで一服です。ちなみにこのセビージャの練習場内にあるバル、安いし美味しいのでオススメですよ☆!……ってそれはともかくとして、そこで一休みしてたところ、地元ファンっぽいおじいがふと背後を指さし、「Hay colchonero*1?」と店員に訊き、そちらを一瞬見たあと黙ってうなずくアントニオ・ロペス(仮)。「colchoneroってアトレティコの愛称のことだっけ??」とおもってそっちのほうを見てみると……ぎゃああああネグレドがいるーー!!!!(たぶん) 隣のアキさんと、「しょうじきいまいち確証が持てないんだけど(ひでえ!!)、あれってネグレドだよね?!」とこそこそ云い合って、せっかくだから写真を撮ってもらおうと盛り上がる私。しかしネグレドは、ファンの男子3人にガッチリ捕まっていて(たぶん単なるファンなんだけど、「知り合いなのか?!」ってくらい話し込んでいて、なんか手紙のようなものまで見せられていた……)、その後20〜30分くらいまったくフリーにならないのであった……(遠い目)。何度となくとちゅうで嫌になってきて、「つーか本物のネグレドかどうかの確証も持てないし(どこまでうろ覚えなんだ)、こんなに待つのアホらしくね?!」とおもったりしたんですけど、「いや、せっかくいままで待ったんだし……!!」と己を鼓舞して待ちつづけ、やっとMan達が離れた瞬間を見計らって、「Foto OK?」(スペイン語での丁寧な写真の頼み方とか覚えていったわりにすべてFoto OKだけで済ませてしまった私)と云って頼み、なんとかいっしょに写真を撮ってもらうことに成功ですヤッターーーー!!!!(感涙)

 Hola! いまはセビージャにいます。セビージャの練習を見に行ったけど、もうナバスが帰ってたよ!!(死) でも、明日も行くから平気!!
 とりあえずネグレドがいたので、いっしょに写真を撮ってもらいました。ネグレドはグッドスメルがしました。そして、とてもいいひと&大きかったです。

 セビージャに友人にローマ字で打って出したかんぜんにカタコトのメールがコレ↑。当時の様子が伝わるかとおもったけどそうでもねえな!!(おい) まあでも、上のメールでも書いているとおり、ネグレドはすごく大きくて、意外と控えめなかんじのいい人でした。写真撮るとき、ちょっと腰に手を添えたりしてくれたので、いまかんがえると私ももっと馴れ馴れしく触っておけばよかった……!!(やめてください) そして、香水をつけていたらしく、なんか爽やかセクシー系の良い匂いがしました。おかげで私、ちゃんとこの旅行でネグレドのことが好きになって帰ってきました。このときは、「もしナバスに会えなかったとしても、ネグレドに会えたという思い出だけで満足できるわ……!!」とおもったものです。まあでも、じっさいは翌日ナバスと会えたことのほうがうれしかったし、エスキュデのほうが良い匂いだったんだけども……(おい)。いや、でもちゃんと好きだぜ、ネグレド!!(取って付けたようなフォロー) えーと、まあそんなわけで、この日の午前中はおわりんご。一旦ホテルに帰って一休みしたあと(まんまとシエスタ休憩を……)、午後からは市内観光に出発します。

*1:「colchonero」はマットレスを修理するひと。昔のベッドのマットレスは白と赤のストライプが多く、おなじ赤と白のストライプなのでアトレティコの愛称としてよく使われるんだけど、ネグレドはおなじ赤白ユニのアルメリアから来たからそのせいでそう云われてたのかも。