2009スペイン旅行記：４日目/＠アルハンブラ宮殿見学
というわけでアルハンブラ宮殿見学編なんですけど、旅行記の前に、ちょっとアルハンブラ宮殿の入場チケットの予約方法についてメモしとこうとおもいます。ご存知の方も多いとはおもいますが、アルハンブラ宮殿には入場制限があり、中でもナスル朝宮殿は30分ごとの入場制限があって、チケットに書いてある時間内に入場しないと無効になってしまうという、ちょっと面倒くさい仕組みになっているので、あらかじめ行きたい日付と時間を決めてチケットを予約しておく必要があります。旅行代理店に頼んだらじっさいのチケット代の二倍〜三倍掛かるということでじぶんでネット予約したんですけど、しょうじきけっこう面倒くさかったので、またじぶんがアルハンブラ宮殿に行くときのため（つーかまた行きたい！！）の覚え書きです。まあ、さいあく当日買うことも可能ではあるらしいんですけど、でも、入場制限があってチケットが売り切れてるときもあるし、確実に買うためには朝早くから並ばなければいけないっぽいので、できれば日本でネット予約していったほうが楽だとおもいます。ネット予約だと手数料が１ユーロ掛かって計13ユーロになるけど、でも、そんなの屁でもないわよね！！
ちなみに、私はこのページを参考に予約しました。ありがとう、Yahoo!知恵袋＆訊いてくれたひと＆教えてくれたひと！！ ただし、この質問がされたときから現在とでは、若干予約フォームが変わっているので、変わった部分だけ補足としてメモ。
Contact Details
Name: 名前
Middle name: 名字
Last Name: 記入なしでOK（※最初こっちに名字を記入してミドルネームを記入なしにしてたら、「そこは必須！」と怒られました。*1）
E-mail: メールアドレス
Mobile phone: 電話番号、携帯番号（0081を入れたあと、市外局番の最初の0を取って入力すればたぶんＯＫ）Enter your card details （カード情報）
Credit Card Number ：カードの名義人、番号
Expiration date Year: 有効期限の年 例０９
Month: 有効期限の月 例０８
Security code (CVV) ：カードの後ろに3桁の数字があるのでそれを入力
ここまで入力してcontinueをクリックしたら、「日本のカードは対応してませんので、細かい個人情報も入力してネ☆」というようなメッセージが出るので、死ぬ気で手早く入力します。なぜならこのサイトは10分以上経つとセッションエラーとなって勝手に終了してしまうからです。ギャワー！！（一回セッションエラーでぜんぶ消えた……）
Zipcodeに、〒番号
Addressに、番地,町名（ローマ字で）
Townに、市名,県名（ローマ字で）
Countryに、ＪＡＰＡＮ
あればＦＡＸ番号（0081を入れたあと、市外局番の最初の0を取って入力すればたぶんＯＫ）
言語をEnglish
で、入力があっているかを素早くチェックしたら、かならず一回だけPuｒchaseをクリック！！ 「購入確認画面をメールしますか？」というのにチェックが入ってないので、私はそこにチェックを入れてクリック……したけど、メアドを記入ミスしたのか待てど暮らせど確認メールが来なかった……ので、つぎの確認画面の印刷をすることをおすすめします。いちおう現地に持っていくのもいいかもね！！ ま、使わなかったけど！！（えー） ちなみに、ちゃんと予約できてたら、つぎの確認画面で、
「HARUKO,your purchase has been made successfully」
と、なぜか名字ではなく名前で親しげに呼び掛けられます。（笑） あとは当日、入場口のそばにあるずらっと並んだ発券マシーンに、決済のときに使ったクレジットカードを通せば発券できます。なんかいまいち仕組みはわからなかったけど、常駐の係員からワーワー指示されるから、それに従えばだいじょうぶです☆！（えー）
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☆9/21（月）午前〜午後・グラナダ☆
そんなわけで、クソ面倒くさいネットでの入場券予約などを経て、いよいよ憧れのアルハンブラ宮殿へ入場です。でも、この時点ですでに10時半過ぎなので、とりあえず11時からのナスル朝宮殿見物に間に合うよう、脇目もふらず早歩きです。
じぶんでもなにを撮ったか記憶がない……。たぶんナスル宮殿かアルカサバ……？？
これはもうナスル朝宮殿に入場したあとですね。たぶんコマレス宮かな？？
あんまり詳しい解説とかを読まずに行ったので、いったいなにを見学してるんだかよくわかってなかったんですけど（おい）、とにかくアルハンブラ宮殿はどこもかしこも透かし彫りが綺麗で感動しました。光で透けて見えるのがちょう綺麗ー！！！！
なんかもうライオン宮はどこもかしこもスケールがでかい上に美しすぎてわけがわかりません。どこもかしこも隅々まで細工が細かすぎておそろしいよ……！！
つまりライオン宮って王族のプライベートな空間だったりハーレムだったりするわけですけど、ハーレムかあ……こんなところで夜な夜な若い綺麗な娘とキャッキャしてたかとおもうとマジで王様が羨ましいよナ〜！！（発想がオヤジ）
これはたぶん、天井の鍾乳洞席飾りが宮殿随一の精密さを持つという二姉妹の間だとおもいます。私の腕の悪さとカメラのスペックの低さのせいでまったく美しさが再現されていない……なんかもう、あまりにもいろいろありすぎて＆すべての細工が細かすぎて、「あ、もう写真とか撮るの無理！！ 再現不可能！！」ってかんじだったので、じっさいに行って見るのがいちばんなんじゃないかとおもいます。（えー）
でもなんか、ナスル朝宮殿って急いで行ったせいで、ぜったいなにか見逃して帰ってきてる気がするのよね〜。。。（大汗） 確認するためにも、また再訪したいです。
これは、アルカサバ（軍事要塞）の見張り台辺りから撮った画像だとおもいます。
こんかいは白い村とか行けなかったけど、グラナダの街並みもじゅうぶん綺麗！！
なにかの建物の前でいたずらにはしゃいでみるオーバー30。（※略してオバサン）
グラナダの街並みというかアルバイシンの街並みだとおもうんですけど、ほんとうに綺麗で、なんか私、おんなじような写真ばっかり何枚も撮ってる……（大汗）。
アルカサバにはいくつも見張り台があったんですけど、私は見張り台を見つけるたびに、「ちょっと登ってきていい？！」ってアキさんに云ってひとりで登ってて（※アキさんはこの日ホームシックのMAX＆暑さで疲れ果てていてあんまり登らなかった）、なんかもう、なんとかと煙は高いところが好きっていうのを地でいってま死た☆！ そして高いところに登るたびに、アルバイシンの街並みを撮りまくるという永久運動……（アホ！！）
アルカサバは、いかにも昔の要塞ってかんじで、無骨でちょう格好良いです。
この迷路とか、すっげーとおもってキャッキャしました。きっと昔は宮殿を攻めようとする敵をここに追い込んで迷わせてトゥナイトだったんでしょうね！！ ああっ、もし中に入れるんなら私もこの迷路で楽しく迷いたい……！！（？） 以前友人のひらのさんから、「男は城に行くと、『俺だったらこの城をどう攻めるか』ってかんがえるらしいよ」って聞いてSHOW劇☆SHOCKを受けたんですけど、たぶん男子は、このアルカサバに来たら、いったいどうやって陥落させるかのシミュレーションで一日つぶせるでしょうね！ ま、私は女子なのでそんなことは一切かんがえませんけどもね！！
十年前くらいにひらのさんと熊本城に行ったときも、仮面付きの鎧甲を見ながら、「熊本だけに、これでこの仮面が割れたら美少年（※熊本の有名な日本酒）とかってことがありそうだよね〜」「パリーン☆キラーン☆みたいなね〜。で、それを見た武将が、『こんな美少年を殺すのは忍びない』つって引き返したりしてね」「これぞまさに、『武者返し』（※熊本の銘菓）！！」とか下らない話しかしなかったもんナ〜。（最悪）
そんなわけで、アルカサバはちょう格好良いです。なんか私、個人的にはナスル宮殿よりもアルカサルのほうが印象に残ってるし楽しかったナア〜！！
この日は天気がアホほど良くて嬉しかったです。ま、ちょう暑かったけど！！
抜けるような青空を見ているうちに、「ああっ、私、アンダルシアに来たーー！！」とおもって、なにかがきゅうに高ぶって撮った写真。でもこれ、ほんとうはなにか名のある塔らしいので、肝心のところが撮れてなくてアホ丸出しです。
まだまだしつこく街並みを撮りつつアルカサバを出て、カルロス５世宮殿を見学したあと（なぜかまったく写真を撮ってない・大汗）、水の宮殿とも云われるヘネラリフェへ。
ヘネラリフェってつまりは庭園なんですけど、とにかくちょうかわいい！！！！
さいしょ宮殿を歩いてるときは、「たしかに花とかいっぱいあるけど、なんか色合いとかびみょうっていうかあんまりかわいくなくない？！」とか云ってたんですけど、ホント生意気云ってすみません……ヘネラリフェ、ちょうかわいいです……！！
私はヘネラリフェに入った瞬間キャッキャしてたんですけど、アキさんはあんまり花とかきょうみなさそう＆暑さとホームシックでマックスに弱っていて、なんかかなり辛そうなかんじでした……が、あんまり空気の読めない子の私は、そんなアキさんを置いて、ひとりキャッキャしながらヘネラリフェを楽しく回っていたわけで……。（おい）
なんかここ、いつかオカンを連れてきてあげたいな〜っておもいました。うちのオカンも世間のオバサンとおなじく、ガーデニングにきょうみがあったりターシャ・テューダーのような生活って良いわね〜と寝言のようなことを云ったりするようなかんじなんですけど、たぶんオカンはここに来たら私よりもはしゃぐだろうな〜とおもって。
まあでも、連れてきてあげたいけど、旅費までは出せないわけで……（おい）。
あーもーマジで宝くじとか当たらねえかな〜！！（買ってないけど）
まあそれはともかくとして、ほんとうにどこもかしこも綺麗でかわいい！！
こういう緑のアーチがあちこちにあってすっごいかわいかった〜！！
このお花のアーチなんて、あまりのかわいさにかわいいかわいい連発です。写真で撮ってるのは一列だけだけど、この敷地内ぜんぶがこの何列ものお花のアーチで出来てるんだぜ？！ あまりのかわいさに無意味に走り回っちゃったわ！！
もし私が王さまだったら、ぜったいじぶんの愛妾とここでおっかけっこをするなっておもいました。少女のような愛妾が裸足で駆けていってサ〜初老の私（？）はそれを追いかけるもののなにせ初老だからすぐに息が切れちゃって、そんな私を少女がお花のアーチから振り返ってニッコリ笑ったりするんだよきっと……あーもうイスラムの王さま楽しそうだな！！（なにを云ってるのかわからなくなってきました）
砂漠の国から来たイスラムの王にとって、水を大量に使うことが贅沢の証だったそうですが、そんなわけで庭園にも綺麗な池？用水路？？がいっぱいです。
水と緑がとっても綺麗☆★ でもヘネラリフェ、メンテナンスは相当大変そうだな〜まあじっさい、見学してるあいだにも、業者がいろいろと花の手入れをしてたけど。
あとは、アルハンブラ宮殿で撮ったらしいいろんな写真を載せときます。
このデザイン、ちょっときもちわるいんだけど……？？（大汗）
なぜか撮っている石畳。まあでも、綺麗よね〜！！ そういえばグラナダ名物の寄せ木細工もこういう模様ですね〜。私も宮殿の敷地内にある寄せ木細工の工房で、綺麗だけどツルツルしていて実用性はなさそうなコースターをお土産に買いました。カードが使えるか訊いたら現金のみだったので、しょうがなく現金で払おうとしたら、ちょっとだけ値引きしてくれて嬉しかったわ〜！！ ほかのところでは一度も値引きなんかしてくれなかったよ！！ やっぱりグラナダって良いとこ！！（そればっかり）
イスラム建築は、西洋建築と違って外側に開いていることが特徴らしいですけど、そのせいで建物と光との親和性がすごい高くて、すごーく綺麗。というわけで、アルハンブラ宮殿の見学おわりんご。アルハンブラ宮殿はアホほど広くて、「これは鍛錬遠足なのかしら？！（大汗）」というくらいすごい距離を歩く上に石畳で凸凹が激しいので、もし今後行かれる方がいれば、ベタなはなしですがスニーカーなどの歩きやすい靴を履いていったほうがいいとおもいます。私はブーツなんか履いていたため、変にくじいちゃって、このあと数日膝が痛くてしょうがなかったです。。。（老人力）
