2009スペイン旅行記:2日目/PM

 いいかげん書いてる本人も飽きてきてますが、まだまだ終わらない二日目です。
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 ☆9/19(土)午後・バルセロナ
 前半のバルセロナで二連泊したTryp Aeropuertoは、四つ星ホテルだけあってわりと綺麗なツイン部屋で、ウェルカムポテトチップス(があったのに食べるの忘れてチェックアウトしちゃった〜。。。)があったりリーガファンにはお馴染み☆カナルプルス(CS)が映ったりと、わりと快適でした☆!……が、外出する前に貴重品をセーフティーボックスに仕舞おうとしたら、いきなりセーフティーボックスが壊れているというアクシデントが発生!! ギャアアーーしっかりしてよ四つ星ホテル!!(悲鳴) ガイドブックなどでも、「貴重品はホテルのフロントかセーフティーボックスに預け、ぜったいに持ち歩かないこと!!」と散々書いてあるしマドリードでいきなり危険が危ない(重言)目にあったこともあって、スペインの治安が不安すぎてどうしても貴重品は持ち歩きたくない……が、いくら説明書(英語orスペイン語)の指示にしたがってカードキーを抜き差し差し抜きしようとも、セーフティーボックスの鍵が掛かる気配はゼロです。そしてそうこうしているあいだに、この日の夜にカンプ・ノウでおこなわれるバルサアトレティコ戦のチケットを頼んでいたチケット業者さんとの待ち合わせ時間が刻一刻と迫っているわけで……というか待ち合わせ時間まであと20分もないわけで……。そんなわけで、とりあえずフロントで貴重品を預かってもらおうってことになり、フロントに行ってパスポートを預かってくれるよう、いかにも仕事ができそうな早口の受付嬢に頼むと、「部屋にセーフティーボックスがあるから、そこに預けて」との答え。返す刀で、「セーフティーボックス・ノー・ファンクション!!(※もはや何語なのかじぶんでも不明)」と訴えると、「ほんとうに? あ〜…ちょっと待ってて」というようなことを云ってどこかへ電話を掛け始める受付嬢。電話を終えた受付嬢(メガネ女子)は、「オーケー。あと30分したら業者が来て直してくれるから、あと30分後に出掛けたほうがベターだとおもうわ!」と、親切なんだか勝手なんだかよくわからない提案をしてくれましたが、こっちもあと15分後までにチケット業者さんとの待ち合わせ場所(空港近くのホテルからはまだまだ遠い市中心部にある某ホテル……)に行かなきゃいけないので無理だと伝えると、「それならタクシーで行かなきゃ間に合わないじゃない! 待って、じゃあいまから呼んであげるわ!!」と急いでタクシーを呼んでくれる親切な受付嬢。ついでに若干諦め気味にではありましたが、ちゃんとパスポートも預かってくれました♪ まあでもタクシーを呼んだりなんだりしているうちに、部屋のセーフティーボックスを修理するというはなしは予想どおりうやむやになったけどね……(ザ・スペイン仕事!!)
 そんなわけで、とりあえずアキさんがチケット業者さんにちょっと遅れるという電話を掛け、呼んでもらったタクシーにボラレながら(さいごに謎の加算をしやがったので、「それなに?!」と訊いたんだけど、しらばっくれられてすっげー腹立ったわ。。。)急いで待ち合わせ場所に向かいました。で、到着してチケット業者さんとおぼしきひとに話し掛けるも、「ちょっと待っててください」と云われ、しばし待つことに。「なんか歯医者の予約の時間に遅れたせいで、ほかの患者に順番を飛ばされちゃったような状況だな〜!!(※私は遅刻魔なのでこういうことがしょっちゅうあるので平気です)」とぼんやりおもいつつ順番を待ち、で、その後無事にチケットを受け取りました☆! その後スタジアムへの行き方やら入場の仕方やらチケットの説明やらをいろいろと親切にしてもらったのですが、とちゅうでじぶんたちの座席がバックスタンド側の一階六列(!!)というちょう良席であることが発覚し、そのことに、「ウォー!! ターー!!」とヘレン・ケラーの奇跡ばりに興奮してしまい、しょうじきそれ以降の説明をあまり真面目に聞いておらず……いまかんがえるとあれが良くなかったんだよなァ〜。。。(※粕谷のボヤキ口調で)
 まあそれはともかくとして、「こんな良席を、良心的な価格で販売してくれてありがとう!!*1」と感謝のきもちでチケット業者さんと別れ(そういえば、マドリードの地下鉄で集団スリに遭ったことを話したらドン引きされたんだけど、もしかして珍しいのかしら?!)、これからちょっと観光でもして夕飯を食べてからスタジアムに行こうか〜ってことになり、とちゅうで立ち寄ったスーパーでミネラルウォーターを調達しつつ(500mlで0.38ユーロという驚きの安価!!)とりあえず徒歩で行けそうなカタルーニャ広場へ向かいました。……が、なんかカタルーニャ広場、全体的に工事中で見所がなくてよ〜……しばらくボンヤリしていたものの速攻で飽きて、つぎにスペインといえばなZARAへ。……が、なんかスペインのユニクロってかんじでピンとこなかったため、やっぱりすぐに飽きて、エル・トリアングレというショッピングモール(?)のなかにある、フナックという本・CD屋にてビジャ絵本を探すことに。が、ここはバレンシアではなくバルセロナ、もちろん見つかるはずもありません……ペップの自伝とかイニエスタの日記(?)とかは平積みされてたけども……。まあでも、「旅の恥はかき捨てだ!!」とばかりに、おもいきって店員に、「Estoy buscando 『El Guaje Villa』(私は『エル・グアヘ・ビジャ』を探しています)」と片言で訊ねると、「ハア?! なにそれ、ほんとうに本なの??」と、おもいっきり不審そうに聞き返されてしまいました……☆!(泣笑) その後、いちおうその店員が雑にパソコンで検索してくれましたが、もちろんビジャ絵本の現物はなかったわけで……お父さん……アタイ異国でかかなくても良い恥をかいたわよ……!!(涙)
 そんなビジャ絵本捜索にウッカリ時間を割いてしまったせいで、気が付くともう19時半!!(悲鳴) 試合開始は22時だからもうそんなに余裕がない!! キャア〜スペインって日が暮れるのが遅いせいで、なんかぜんぜん時間の感覚がわからないわ!!(19時半くらいまでふつうに明るい) とりあえず腹ごしらえをしようってはなしになったんですけど、どこの店に入ればいいのかわかんねえ〜。。。(下調べを怠るからこういうことに!!) アキさんはずっと、「私、マックとかでもぜんぜんいいよ」って何度も云ってたんですけど、「そっか〜アキさんはマックがいいのか〜。でも私は、スペインに来てまでマックは嫌だなあ〜」とおもってついかるくスルーしてしまいました。(ひでえ!!) ホントわがままですみません……でも、おばちゃん20代前半のド貧乏なころマック食い過ぎたせいでもう飽きちゃってて、スペインに来てまであえて食べたくなかったのよ。。。(苦) まあでも、いちおうマックものぞいたんですけど、激☆混んでたうえ値段もけっこう高かったため(セットが7.5ユーロとかだったから、900円強?)、それならふつうの店に入ろうよってアキさんに云って、Neria(だったかな〜??)という店に入りました。たぶんアキさんは嫌だったとおもいます……(苦笑)。私のほうは、「せっかくだからスペインっぽいものが食べたいニャ〜」と無駄に元気で、ほんとうは隣の席のお姉さんのように、タパスを数皿取ってプチ☆パーティー気分でモリモリ喰らいたいな〜と夢想していたのですが、「まあでもあんまり時間もないし、すぐにできそうなものがいいかな〜」とおもいなおし、ピザ・マルゲリータを注文……って、イタリア料理かよ!! さんざんわがままを通したわりに、スペイン関係NEEEEE〜!!(脱糞) あ、でも、ピザはすごい美味しかったです。美味しいんだけど……ただね……モーレツに量が多いのよ……とてもじゃないけど女子がひとりで食べられる量じゃないのよ。。。(苦) なので、どうしても半分しか食べきれず、残りはナプキンに包んでそっとテイクアウトしました。たぶん食べる暇はないだろうとはおもったけど、もったいなくてつい……。(貧乏性) まあでも、量はとにかく多かったんだけど、ちゃんと美味しかったし、ついでに写真は取り忘れちゃったんだけど、スモ・デ・ナランハ(オレンジジュース)を頼んだら、ストローにでっかいオレンジの飾りがついてきたりしてすごいかわいかったし(笑)、わりと良かったです。スペインではスモ・デ・ナランハを頼むと大抵生搾りのものが出てきて(※オレンジを皮ごとドバッと入れてグイングイン回して搾るメカがある。皮が混ざるんじゃないかとおもって見てたんだけど、なぜかちゃんと分かれてた)、しかもそれがすごく美味しいので、私は旅行中しょっちゅう飲んでました。でも、すごーく美味しいんだけど、ただひとつ欠点があるとすると、店によっては、「いま搾りたてです☆!」ってかんじで常温で出てくるので、たとえ飲んでもまったく喉の渇きが癒されないのよね〜!!(致命的!!) でも、やっぱりおいしいんだよナア〜!!
 そんなわけで、腹ごしらえもすんだところで、メトロでカンプ・ノウへ。さあ、これからいよいよこんかいの旅行の目的その1・バルサアトレティコ戦の試合観戦だ!!

*1:ちなみに利用したチケット業者は、『エッサ・ウィラ』さん。具体的な金額を書くと、チケットは一枚2万円くらいでした。定価が115ユーロだった&かなりの良席だったことをかんがえると、ぜんぜん高くないよね〜!!(元ジャニファンなので金銭感覚がかるくバカです)