あたらしい場所でうまくやってゆけるかな?

 もしじぶんがスペインに行ったら買いたいサッカー関連グッズ不動の第一位はずっと、マレスカのフンドシUSBだったんですけど、それを猛追する破壊力のあるアイテムが、げんざい財政難にあえぐバレンシアから発売されましたよ、奥さーーん!!

 その名も、『el Guaje Villa』。なんとビジャの人生をマンガ(って書いてるけど、どう考えても絵本だとおもう……)にしたものだって!!(大爆笑) うっわ、ちょう画期的!! しかも、スペイン人が描いたイラストにしては意外とかわいい!!(ちょう失礼)

 バレンシア公式でこのニュースを見て、「ああっ、中身を見たい……!!」とじたばたしてたら、親切なエル・ムンドが中身の一部を公開してくれたので、元気いっぱい画像をパクってきたZ!! 勝手にストーリーを推測するに、「グアヘは産まれた瞬間からサッカーが大好きな男の子で、乳母車のなかでも常にサッカーボールを蹴っているくらいでした」(※スペイン人は表現がオーバーだという思い込み)

 「グアヘは勉強が大嫌いで、じっさいに中学校を卒業すると即☆勉強をやめてしまったのですが、小さい頃は両親から、『ちゃんと勉強しないと将来食いっぱぐれるわよ』と云われていました。グアヘは一生けんめい知恵をしぼって、サッカー選手になれば一生左うちわで暮らせるから、サッカー選手になろうとおもいました

 「グアヘはトーレスなどのように若い頃から注目されていた選手ではないので、一流チームのカンテラに所属していたわけではありません。喋り方がドチンピラなことからもわかるように、田舎のチームから、ゴールを量産することですこしずつ成り上がってきた、正真正銘のたたき上げなのです。故郷のド田舎アストゥリアスのクラブであるスポルティング・ヒホンから、日本で云うと名古屋くらいの規模の都市にあるサラゴサへと移籍したグアヘでしたが、そこでもゴールを量産し(ついでにアゴもどんどんシャクレていきました)、ついにはスペイン代表に召集されるまでになりました

 「そして、その活躍に目を付けたバレンシアが、まんまとグアヘをサラゴサから引き抜いたのです」(ところでビジャファンの友人である平野さんが云ってたんだけど、たしかに見ているうちに、どんどん的場 浩二に見えてくるよね、このイラスト……)

 「順調に成り上がっていったグアヘは、2006年ドイツワールドカップでも、3ゴールをあげる活躍をしました。ま、決勝リーグ一回戦であっさりジダン率いるフランス代表に負けちゃったけど、それはご愛敬ってもんだよネ☆!

 「そんなこんなで、現在グアヘはバレンシアで大活躍しているのです。右のイラストが誰だかわからないお友達も多いとはおもうけど、見てごらん、よく見ると口元にホクロがあるだろ……そのロンパリ金髪ボーイは、じつはシルバなんだよ。あとひとりは、ほんきで誰だかわからないよ、HAHA!!」(※途中で口調を見失いました)

 子供たちは、この絵本を楽しんでるのかしら??(笑) とりあえず、もしスペインに行くことがあったらマスト買いたいアイテムです、『el Guaje Villa』。もし来季ビジャが移籍しちゃっても、バレンシアのショップで買えるのかなあ〜??(禁句)