春のライオン

 なんとも胸クソ後味の悪かったバレンシア対セビージャ戦の感想を書いときます。

 私はシルバのことは好きですが、バレンシアというチームに関しては、特に思い入れはないっつーかべつに好きじゃないので(えー)、力いっぱいセビージャを応援しながら見てました。なので、今日のにっきはバレンシアファンのひとは読まないでくださいね〜。なんか私、うっかりバレンシアの悪口書いちゃいそうだから☆!(笑顔)

 リーガのうんこ審判によるうんこ判定のせいでとんでもないうんこ対決になってしまったこのうんこ試合ですが(うんこって云いすぎ!!)、試合のはじめのほうは、わりと楽しく見られました。現在リーガ3位対4位の直接対決ということもあって、ひさびさに満員らしいメスタージャのファンは殺気立ち、バレンシアの選手たちも気合い満タンで、特にビジャなんて、試合開始5分ですでにテンパっていて(笑)、審判の判定にいちいちイライラして、「イイィィーー!!」ってなってる姿はマジで爆笑ものでした。

 私はこの試合、タレント力の差でバレンシアのほうが有利だとおもってたんですけど(セビージャってスター選手いないよね☆←おい)、ビジャを筆頭になんだか気合いが入りすぎて空回り気味のバレンシアに対して、セビージャのほうが良い攻撃をしていて、「あれ〜意外だな〜」とおもっていたら、コーナーキックからエスキュデが打点の高いヘディングでゴールし、なんとセビージャがあっさり先制。「エスキュデのゴールなんてついぞ見た記憶がないわ〜」とおもってたら、なんと2006年のバレンシア戦以来なんだってね!! う〜んまあ、ぜんぜん記憶にないけど!!(ひどい)

 その後もセビージャのほうがわりと有利に試合を進めていたような気がします。バレンシアは、シルバにボールが渡ったときのみ怖かったです、なんかすごい決定的なチャンスを作りそうで。なんかしみじみと、「ほんとうにシルバって、敵にするとサッカー上手くてむかつくな〜。。。」っておもいました。しかもシルバたんはスペイン代表でも屈指のクレーマー(※あのシャビ・アロンソに制止されるくらい……)なので、この試合での審判に対するクレームもおそらくピッチ上の誰よりも多く、見ている私の脳内BGMも常に、『クレイマークレイマー』のアレでした。特にじぶんが受けたわけではないファウルのときにもすかさずすっ飛んで行き、脇からクレームを付け、イエローが出たことを確認するや否や満足げにすっと離れていくシルバの姿を見るたび、笑いと寒気が同時にこみ上げてきて、「もしかして私がシルバを好きなのって、恐怖感と好意を混同してるだけなんじゃないのか?!(※吊り橋効果)」っていう不安に襲われたわ……うーん、まあでも、それがシルバたんのチャームポイント☆!(えー)
  
 この日はバレンシアの左SBがアレクシス(!)だったので、「きっとナバスとのマッチアップで、アレクシスがただ力任せにナバスを倒すところとか見られるにちがいないわ〜!!(※ちょう失礼)」って期待してたんですけど、意外とそのふたりのマッチアップはなく、その代わりにナバスとシルバたんがけっこうやり合っていておもしろかったですね。つーか、バレンシアのリスタートのとき、前をウロウロしていたナバスにおそらくわざとボールをぶつけたあげく、「進路妨害だよ!!」っつーかんじで大袈裟に手を広げて審判にアピールしてまんまとナバスへのイエローを出させたシルバの腹黒さには、おもわず大爆笑してしまいました。よっ、このスペインの楽太郎!!

 見つけたときに、「ナバスとシルバの2ショットだ〜☆★」ってことで一瞬こころが浮き立ったけど、よく見ると特にかわいいわけではない一枚。なんかナバスとシルバって、「1+1=∞」なかわいさのケミストリー*1が起こらない、あくまでも、「1+1=2」なふたりだな〜とおもいました。なんでだろう……仲良くなさそうだからか?! ナバスの鬱病発症まではアンダー世代のスペ代でいっしょだったこともあるはずなのに、まったく仲が良くなさそうで笑えますよね☆!(えー) そういえば、国王杯の2ndレグのときも、シルバとナバスが(島)交錯したあと、シルバがナバスの頭を触りながらなにかずっと云ってるのに、ナバスがそれに対してまったくの無反応で大爆笑しました。ところでシルバたん、ナバスよりも後ろにいるはずなのに頭がデカ(自粛)。

 開始しばらくはセビージャが押し気味だったけど、試合が進むにつれてバレンシアが落ち着きも取り戻してきてたような気がします。セビージャは、ペロッティ君とかカヌーテおじさんに惜しいチャンスがあったりしたんだけどね……「もしアレを決めてればな〜。。。」っていうのは反実仮想だしあとの祭りです。あ、でも個人的には、この試合のセビージャのスタメンはベストメンバーだったんじゃないかとおもいます。「ルイス・ファビアーノをスタメンで出さないなんて守備的で消極的な采配だな〜。。。」とおもった方もいるかもしれませんが、今シーズンのセビージャは基本的には1トップなので(ファビアーノの調子がいまいちなこともあり)、べつに守備的なわけでもないっつーか、むしろ、左サイドMFのスタメンがロマリッチじゃなくてペロッティ君だったってだけでも、「ああっ、姫ちゃん監督ちょう積極的……!!」ってかんじです。個人的には、私は左サイドMFはロマリッチよりもペロッティ君が良いのよ姫ちゃーん!!

 なので、右SBのアドリアーノがビジャへのファウルで一発レッドになり、ペロッティ君が交代させられたことはすごい残念でした……つーかアレ、一発退場かア〜?!あそこで抜けられると決定的なチャンスになりそうなときだったらレッドカードでもしょうがないとはおもうけど、まだそんな段階でもないんだから一発レッドは変だろ!!たぶんメスタージャのファンの殺気のせいですっかい舞い上がって判定基準がうんこになってたんだとおもうんだけど、ほんとうにリーガの審判って山盛りうんこ!!

 その後、PA内でのマタへのファウルでPKを取られ(つーかアレPKか……?!)、それをビジャがアッサリ決めて、1−1……うわ〜……なにこの予定調和なかんじ……。

 前半終了間際で一人退場になったあげくPKで同点にされ、胸クソ悪く前半終了。
     
 後半に入ってしばらくは、ナバスが左サイドに入ってその代わりにカヌーテおじさんが右に流れて、なんだか0トップなかんじでしたね。でもその後、どうせ左サイドだったら本職を入れようとおもったのかすでに一枚イエローを貰ってるから退場させられたらヤバイとおもったのか、ナバスがカペル君と交代してしまい、私のなかで試合観戦終了です。ついついやる気をなくして録画を停止してしまったんですけど、よくかんがえるとまだシルバが出てるんだった……うーん、まあでもいいや☆!(おい)
  
 あとは特に感想がないので、画像だけいろいろ貼っておきます。(ザッツ・雑!!)

 ナバス交代後はあんまり記憶がないんですけど、唯一おもしろかったのは、

 ビジャの足が攣ったのを治してあげているレナト。つーか、味方がやれよ!!(笑)

 試合は、終了5分前くらいに、PA内でなぜか両手を上げてしまったフェルナンド・ナバーロがハンドを取られ、そのPKをマタが決めてバレンシアが逆転……(遠い目)。

 その後さらに、試合終了間際にパブロ・エルナンデスが駄目押しゴールを決めて、3−1でバレンシアの勝利でした。もうどうでもいーよー。(※稲中の田中の口調で)

*1:私のなかの代表格がメッシとクン。ひとりずつでもかわいいけど、ふたりだともっとかわいい!!