太陽とヴィーナス

 えーと、たまには試合終了後あんまり間を置かずに感想を書いておこうかな〜とおもったので、昨夜っつーか、今朝見たセビージャ対バジャドリー戦の感想です。
    
 数日前のセビージャ紙で、「ルイス・ファビアーノのnuevo look(新しい見た目)」とかって話題になっていたし画像も見たから知っていたはずなのに、試合がはじまってしばらくして、「なぜセビージャにIKKOさんが……??」とつい困惑してしまったファビアーノのニュー髪型……ハッキリ云って、ものすごい違和感です。一向にIKKOに慣れません。(上手く云ったった、って顔で) 私、いままでずっと、「ファビアーノっておじさん顔だよな〜」っておもってたんですけど、このニュー髪型にして以来、ちゃんとおばさんにしか見えなくなったので、髪型って偉大だよナ〜っておもいます。まあ、はたしてファビアーノがおばさんになりたかったのかどうかは疑問だけども。
     
 この試合のセビージャのスタメンは、前節のマラガ戦とおなじくカヌーテファビアーノの2トップの4-4-2で、右サイドがナバス、左サイドがロマリッチ、ドブレピボーテレナトとドゥーシェルという構成でしたね〜。ルイス・ファビアーノが怪我で離脱して以来、セビージャは前々節までずっと、カヌーテ1トップでレナトがトップ下という布陣が多かったわけですけど、前々節が終わった時点で、「さいきんのベストは、カヌーテの1トップにレナトのトップ下、右サイドがナバス、左サイドがペロッティのような気がする!!(しょうじきカペル君、さいきんプレースタイルが敵にバレていてあんまり活躍できない……)」と私が勝手に独断した翌週にはもうスタメンがガラっと変わっていてギャフン=3ってなりました。たぶん、ファビアーノレナトをふたりとも使いたいという折衷案でロマリッチを左サイドに回したんだろうなあ〜……ファビアーノは守備しないから、左右のウイングがどっちも攻撃的な選手だと守備面で不安だもんなあ〜……でも姫ちゃん監督……このスタメン、ぜんぜんかわいくないよ……!!(え、問題はそこ?!)

 まあでも、1点目も2点目もロマリッチの展開によって生まれたので、姫ちゃんの采配は的中していたと云えるのではないかとおもいます。この日は、「良いロマリッチ」の日でしたね。ル・マン時代もそうだったけど、「悪いロマリッチ」は球離れが悪く、中盤で無駄なドリブルをしてボールを取られたりしやがるからね……!!(私がロマリッチに対する評価が辛いのは、ル・マン時代のロマリッチが、じぶんと仲が良いアフリカ人にばかりパスを出して、松井にパスをあんまり出さなかったことをいまだに恨みにおもっているからです←執念深っ!!) えーと、まあそんなわけで、ロマリッチのパス→カヌーテおじさんのゴールで、ホームのセビージャが先制です。
     
 その後、バジャドリーがセットプレーから同点に追い付くも、ロマリッチのサイドチェンジ→ナバスのドリブル&マイナス気味のクロス→カヌーテおじさんのボレーシュートが決まって、再びセビージャがバジャドリーを突き放します。ナバスのクロスもまあ良かったんだけど、とにかくカヌーテおじさんのシュートが素晴らしすぎました!! 「ほんとうに強いってことは、優しいっていうことなんだ……!!(?)」と、ついつい訳のわからない納得をしそうになるくらい、良いかんじに力の抜けたボレーシュートで、すげえ〜っておもいました。カヌーテおじさん、シュート上手すぎるよ……!!

 ゴール後、カヌーテが右サイドのほうにゆっくり歩いていったな〜とおもったら、すごい勢いでナバスがジャンピングハグをしてて、「がっ、がわいいぃ〜!!=3(鼻息)」ってなったんですが、映像はすぐに切れてしまいましたね。。。(憎) まあでも、画像がいっぱいあったからぜんぶアップしてやらあ!!(誰に対する喧嘩腰なんだ)

 なんかもう、「この子ほんとうに23歳なの……?!(疑惑)」って云いたくなるようなものすごいニーニョ感ですが、ナバスはこうやって強面のおじさんに甘え散らかしているときがいちばんかわいいとおもうので、個人的には大満足です☆★(にっこり)

 その後、後半に入ってしばらくして、ドゥーシェルに代えてペロッティがINです。試合前、「ペロッティはフィジカルコンディションに問題があるので試合に出るのは難しいかも??」みたいな記事が出ていたにも関わらず、元気なカペル君ではなくペロッティを投入するあたりに、なんつーか、盛者必衰の理をかんじました。姫ちゃん監督は、きほんてきにカンテラーノに対してちょっと甘いので(たぶんデ・ムル君も、もしカンテラーノだったらもうちょっと使ってもらえていたとおもいます……)、カペル君のことは、けっこう調子がわるいときでも、ぜったいに途中出場はさせていたような気がするんですけどね……せつないね……でも、カンテラーノでもなんでもないマレスカは、例の監督批判以来ほんとうにぜんぜん試合に出られてないので(ベティス戦で最後に10分くらい出て以来サッパリ……)、そのせつなさにくらべれば、べつにどうってことないけどね……(遠い目)。今節も、「たぶんマレスカ、出られないんだろうな〜。。。」とおもってあきらめてはいたものの、とちゅうで某W社のアナウンサーが、「どうやらセビージャのほうは、マレスカがアップを始めたようです」っつーから、ついついちょっと期待したりなんかしちゃったりしちゃった……ら、やっぱりけっきょくは出られず仕舞いだったので、「だったらもう可哀想だからハナからアップなんかさせないでよ〜!!(大号泣)」と、えええいああ姫ちゃんに八つ当たりです。元々はナバスとのコンビ萌えをしたくてマレスカを推していたはずの私ですが、さいきんはもう、マレスカ単体に対しても愛情があるため、「マレスカ、はやく移籍したほうが……!!」っておもうようになってきて、我ながら訳がわからない……って、まあそれはともかくとして、前半オフサイド祭りだったルイス・ファビアーノが、オフサイドラインぎりぎりで飛び出して、3点目をゲットです。

 その後、ルイス・ファビアーノに代わって、もういったい何ヶ月ぶりか思い出せないくらいひさしぶりなコネが投入されたり(おかえりー!!)、右SBで起用されて走りすぎて足の攣ったアドリアーノに代えてクレスポ君が投入されたりしましたが、とりあえずその後試合は、左SBのフェルナンド・いったいチーム内でだれと仲が良いのか未だに謎・ナバーロのナイスクロス→カヌーテおじさんがヘディングで合わせて、4−1に。カヌーテおじさんは、なんとハットトリックを達成です!! スゲエ〜!!(感嘆)

 そんなわけで、さいごのほうで、ナバスが相手から倒されても倒されても嫌がらせのようにファウルを取ってもらえず、その姿を見てついつい大爆笑したりしているうちに(鬼)、けっきょく4−1のまま試合は終了です。ありがとう、カヌーテおじさん!!