柘榴をはねたら知らぬ存ぜぬで済むとおもうな
きょうは、22時半からの「バルサ・エス・バルサ」で、病院(?)から出てきたメッシたんがインタビューを受けてるのを見ながら、「メッシたんの怪我がはやくなおるといいなあ〜!!(祈)」っておもったりとかしてたんですけど、それにしてもメッシたん、そのとき着てたロンTに、「A STYLE」って書いてあったよ……ダ、ダサ……!!
で、そのあと23時から、「Foot!」を見ました。亘さんの「アミーゴを訪ねて」が、前回のバルサのサビオラにつづいて、こんかいはサラゴサ編だったんですけど、亘さんが町中(ピラール広場)で偶然出会ったアイマールが娘を抱いてたのが、ちょうかわいかったです。アイマールも娘ちゃんも、どっちもちょうかわいい!!(萌)
以下はインタビューをレポしてみました。長いのでたたんでおきますねー。
亘「サラゴサはとても小さい町だね。昨日ピラール広場に行ってとても気に入ったよ。バレンシアよりも小さいよね?」
ア「そうだね。小さいけどすごくってわけじゃないね。サラゴサに来て2・3ヶ月くらい経つけど、今までピラール広場には行く機会がなくて昨日はじめて行ったんだ。娘のパスポートの手続きで通りかかって君たちに偶然会って驚いたよ。サラゴサはバレンシアよりも寒いね。練習は毎日屋外だから肌で感じるよ。一年を通して気候は良いらしいけど、聞くところによると冬の寒さは格別らしい」
・サラゴサに移籍を決めた理由は?
是非来て欲しいと云われてうれしかった。以前一緒にプレーしたことのある仲間もいる。特にアルゼンチン人選手の交流があったからかな。実際に来てみると雰囲気も良いし、みんなで努力して良い結果を出したい。簡単ではないかもしれないけど努力するよ。色々考えたんだけど、サラゴサにはアルゼンチン人選手が多いというのは理由のひとつかも知れない。バレンシアには長くいたから、変化も必要だったんだ。バレンシアでは町も人もチームも監督にも不満はなく楽しく過ごせたけど、少し違った空気を吸いたくなったんだ。
・アルゼンチン人選手について
僕らアルゼンチン人選手はクラブの即戦力になると考えられているんじゃないかな。お陰様で楽しくやっているよ。ここでは家族ぐるみの付き合いもあって練習後毎日のように集まるほど仲が良いんだ。
・サラゴサでのポジションについて
サラゴサではボランチの前、つまりMFだね。少し左気味のポジションが好きかな。今のところは僕が左でダレッサンドロが右だね。試合ではうまく機能しているよ。この調子が続くといいね。・今シーズンの目標
できるだけ上位で終わること。リーガで重要な結果を残すこと。サラゴサのサッカーはその可能性があると思う。ここでは温かく見守ってくれる人たちがいて、それに報いたい。・W杯ドイツ大会について
良くも悪くも意外性がなかったこと。短い期間に行われていて、勝つことよりも負けないように試合をするのは当然だ。プレーや試合内容よりもそれが優先されていて、攻撃面においてリスクを負わない。とにかく負けて国に帰るのは避けたいからね。サッカーが多少つまらなく見えるかもしれないけど、W杯には常にそういう面がつきまとう。大きなプレーや意外性のあるプレーよりも相手を分析して守備を固めたチームが勝ったんだ。だからイタリアが優勝したんだろうね。監督の采配ミスがあったとは思わない。アルゼンチンは自らのサッカーを全うしたんだ。セルビア・モンテネグロ戦は良かっただろ? 全試合の中でも一番見ごたえのある試合だったはずだよ。ペケルマン監督は成すべきことをやったと思う。間違ってなかったよ。
・リケルメの代表引退について
彼の決断にコメントできるのは彼自身だけ。彼と彼の家族のために最善の形を取ったのだと思う。誰もコメントすべきではないし、尊重されなければならないと思う。
亘「この前バレンシアで会った時、パエージャについて話してくれたよね。ここでは食べないの?」
ア「サラゴサではあまり食べないね」
亘「じゃあ何を食べるの?」
ア「もちろんここでもパエージャを食べるよ。ただバレンシアはいつでもどこでもパエージャだけどサラゴサはそれほどではないね。郷土料理じゃないからあちこちにはないけど、おいしい店もある」
亘「友人を連れて行くとしたらどこで何を食べればいい?」
ア「ピラール広場あたりのセントロに行けば、おいしいレストランでおいしい食事にありつけるよ」
亘「ステーキはある?」
ア「あるよ。うまいよ、すごくうまい」
亘「アルゼンチンよりもうまい?」
ア「アルゼンチンほどではないけどうまいよ」
亘「サラゴサが日本へ行くらしいと聞いたけど」
ア「うれしいね。僕が行けるかどうかわからないけど日本での待遇はよかったから是非行きたいね」*1
亘「どうもありがとう。日本で会いましょう」
ア「その時はよろしく」
このあと、アイマールが亘さんをタクシー乗り場まで車で送ってくれることになり、「スペインでは芝生が短くて濡れているため、ボールがコロコロと良く転がって、パスミスも多くなるけど慣れるととても楽なんだ」っていうことを、車内で話したりしてました。乾いた状態よりもプレーがしやすくなるらしいです。このあとミリート兄弟とかダレッサンドロのインタビューもあったけど、それはもう省略。(ひでえ!) でも、ダレッサンドロは良いヤツですね。亘さんのリクエストに応えて、フェイントをしてみせてくれたりしてたよ。ミリート兄弟は、兄弟が近くにいるので故郷のアルゼンチンから遠く離れた場所だけど心強いってことを云ってました。……それにしても私、いったいだれのために、こんなにがんばってアイマールのレポしてんだろ?(謎)