あかいあおいうさぎ

 さて、私が日記を書いていないあいだじゅうずっと地味に心配していたサビオラの移籍問題なんですけど、けっきょくバルセロナへの残留が決定しましたねー。
 たぶんこの日記を読んでいるのは、まったくサッカーになんか興味のない私のお友達だけだろうとおもうのでいちおう説明しておきますけど(つーかむしろサッカーファンにはあんまり読まれたくない……)、コネホ*1ことハビエル・サビオラは、アルゼンチン出身のサッカー選手です。ポジションはFW。いちおうあのロナウジーニョなどもいるFCバルセロナ(通称バルサ)というスペインの名門クラブに所属しているのですが、いかんせんバルサには攻撃的な選手が多いため、残念ながらあんまり出場機会に恵まれず、昨年・一昨年はレンタルで他のチームでプレーをしていました。そして今年、レンタルの期限が切れて再びバルサへと戻ってきたんですけど、つってもバルサにいても、高橋陽一の描く典型的なオランダ人のような髪型をしたライカールト監督の構想から外れている以上、どうせ試合には出してもらえないだろうから、「海外サッカーの移籍市場がしまる8月31日までに移籍先をさがさないと、サビたん今シーズンを棒に振っちゃう?!」っていうかんじだったわけです。なので、「良い移籍先が決まればいいなあ〜!」ってずっとおもってたんですけど、でも、けっきょく今期はバルサへの残留が決定してしまいました……(複雑)。

 ハビエル・サビオラバルセロナ残留を決意した。ライカールト監督の構想から外れているサビオラをクラブ側も他のクラブに移籍させようと策を練ってきたが、サビオラ自身はあと1年残っているバルサとの契約を全うするという決断を下した。水曜日(30日)にはサビオラ獲得に向けラシンの会長がバルセロナを訪れ、話し合いを行ったが、サビオラはこれを受け入れなかった。
 リーガの選手登録が閉まる前に自身の将来をはっきりさせたサビオラは、「たくさんの人が僕のために尽力してくれたし、多くを説明する必要はない。唯一言えることは、僕がもらったオファーにはバルサでもらっているよりも高額なオファーがあったということ。でも、僕がここに残ると決めたのはあくまでもフットボールという側面だけ、お金じゃないんだ」とコメント。さらに、「僕に届いたオファーについてはメリットとデメリットを比較し、じっくり検討した。でも僕は決めたんだ。バルサの選手として続けて行くことをね」と続けた。プレーすることだけを考えていると明かしたサビオラは、「自分の置かれている状況については分かっているつもりだ。でも、しっかりとトレーニングを積み、うまくいけばプレーするチャンスもあるはず。チャンスを掴むためにも戦っていきたい」と気持ちを明かした。
(MARCA)

 うーんうーん……(複雑)、でもまあ、プレシーズンマッチでも大活躍だったし、もしかしたらそれでちょっとバルサでやっていく自信がついたのかもしれないよね?!(前向き) 「やっぱりほかのチームに移籍したほうが良かったんじゃないかなあ〜??」っていうきもちがまったくないことはないんだけど、でもまあ、サビたんがそう決めたんなら、あとはもうバルサでがんばっていってほしいです。きのう「バルサTV」(つーか「Barca es Barca」)で、このインタビューの映像見たけど、なんかけっこう元気そうだったしね☆!(オカン化現象) つーか、「バルサに残留するのはお金が目的だろ?*2」みたいな批判もけっこうあったみたいなんで、インタビューでハッキリ「お金が目的じゃない」って云ってくれて、ほんとうに良かったです……(安堵の涙)。
 それにしても、インタビューに答えてるサビたんは、ほんとうにほんとうにちょうかわいかったなあ〜ぐへへ……!!(下卑た笑い)

*1:コネホスペイン語でうさぎで、サビオラの愛称。ずっと「動きがすばしっこいから」だとおもってたんだけど、さいきん「ちょっと前歯が出ているから」だというのを知ってショックを受けた……いやまあ動きがすばしっこいっていうのもあるんだろうけどサア……。

*2:「他のチームに行って給料が下がるのが嫌なんだろ?」みたいな……。まあ、たしかに試合に出なくても給料は保証されてるんだけどねえ〜……。